2007年1月 9日 (火)

短歌なるもの

 それこそ、短歌とはなんなのだろう。そんな深い思慮など持ち合わせず、三十代から偶然の産物のように短歌を始めた。メジャーな短歌界ではなく、小さな地方の短歌結社に在籍しながら。短歌も俳句も、自己表現の手段のひとつだと思うから、当然誰かの目に触れてほしいわけで、それがわたしの場合は結社加入を選択することで実現した。と言っても、不特定多数の読者の目に触れるわけではない。

 短歌現代12月号の中で阿木津 英氏は、こう語っている。(自分の歌をどう見せるか。自分の歌がどう見られるか。多かれ少なかれ誰にも浮かんでくる意識ではあるが、いまの若い人は、歌を作るにつけ、提出するにつけ、何につけてもそこを意識的に意識する。意識しないではいられない。近藤芳美にあっては「表現であったものが、今は展示(ディスプレイ)なのである。)

 ああ、そうなのかと遅まきながら納得してしまった。歌に関わるブログを立ち上げたいとずっと考えていたのは、わたしも、誰かにむけて展示したかったのね。短歌という一行詩に込められた多くの仲間の思いを、当然オノレの歌も含めてだけど、不特定多数の人たちへ展示したかったのだ。平均年齢のとっても高い、小さな短歌結社。ある意味、居心地のいい結社ではあるが、どこかに突破口がほしかったのかも知れない。

   健やかに在りし日病めるうつつにも一生縋りぬこのみじか歌  草野源一郎

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短歌のススメ

趣味は何ですかって聞かれて、短歌ですっていうと、たいがいの人は「へえ」って顔をする。若い頃は特に「マイナーな趣味」って言われたけれど、今はそうでもないのだろうか。

自己表現の手段としては、なかなかオツなものだと思うのだが・・・。

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