2011年10月19日 (水)

性分だから

父の三七日のきょう、たまたま電話があって、古い友人が二人、花束を抱えてお参りに来てくれた。お寺さんが見えるのは、姑のデイサービスからの帰宅時間に合わせ、夕方にお願いしている。まだたっぷり時間があったので、近くの喫茶店へランチに出かけた。

友人が口を合わせて言う。
「がんばりすぎないで。あんたはがんばりすぎるから駄目。仮病でもいいから、病気になるべきだ」と。

二人に口を揃えて言われると、
「え?わたし、病気になったほうがいいのか?」という気分になったのだが、わたしはひとさまより鈍感なのだろうか、自分ががんばってるという自覚がまったくと言っていいほどないのだ。と、そう言うと、
「だから始末が悪いのよ」とふたたび友人の声。

若い頃から、(学業以外のことでは)負けず嫌いだった。
だからどんなハードルの高い仕事でも、いや、ハードルが高ければ高いほど、やる気が沸いた。ふつふつと闘志が湧いた。激務であればあるほど、勢いづいた。休日出勤が続いても、苦にもならなかった。

いま、わが家は激動のとき。
家族のひとりひとりが自分の役割を果たして、乗り切らねばならないときに、病気になんかなってられないと思うわけ。たぶん、これが実家の父なら、体中のアドレナリンを掻き集めて立ち向かってることだろうと思うわけ。

「なぜ、そんなにひとりでがんばろうとするの?」

なぜ?と言われてもねえ。
強いて言えば、これ、性分だから、父親譲りの。笑

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2011年9月28日 (水)

鳩尾あたりが・・

この二週間ばかり、鳩尾あたりがしくしくする。
それも、おなかが空いた時間帯に。
これはまさしく十二指腸潰瘍再発の信号かも?

親分肌じゃ、姐御肌じゃと言われ続けて、うん十年。

なんだけど、
じつは見かけによらず小心者なんだわー。
だからちょっとストレス発散不足気味になってくると、
脱毛症だったり、胃炎だったりと、どこかに表面化してくるわけ。

ところで先日、某所で興味深いはなしを聞いた。

ストレスが強じて、カラダに悪影響を及ぼす場合、身体に出るひとと心に出るひととの、二種類あるんだって。つまり、カラダに出ないひとはココロに出て、ココロに出ないひとはカラダにでる・・・らしい。
これは、医療に携わるひとのご意見ではなく、民間治療といいますか、そう信仰的な治療を施されるかたに傾倒なさってるかたの御意見だったので、どこまで信憑性があるのか、さだかではありませんが、あながち嘘でもないような気がして、つい耳を傾けてしまったのでした。笑

で、わたしの場合、鳩尾あたりがしくしくするわけ。
で、これが本当に十二指腸潰瘍だったら、通算4個目になるわけ。
でも、これでココロに出ないという保証には・・・たぶん、ならないんだろうなあ・・・。泣

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2011年7月30日 (土)

体力温存のために

ときおり右の膝に違和感を感じるようになって数ヶ月。
あ、いよいよ来たかというかんじ。笑

老朽化してきた関節を維持するためには筋肉をつけることが肝要なんだと教わった。農作業で身体を使ってるつもりでも、運動にはなっていないらしく、筋肉が確実に落ちて体力の低下を実感する日々。

どうにかせねば・・・とわたしが択んだのは日々のストレッチという孤独な作業だったが、それに加えて二週間に一度のフラダンスを習い始めた。太ももの筋肉を維持するのに有効なんだって。

近場で習いやすいものをという理由で、太極拳にするか、フラダンスにするか迷っていたら、ブログ仲間のさくらさんが「フラダンスをしている御年配の方々の輝き」というものを教えてくださりフラダンスに決定。

フラダンス教室に通い出してまだ四ヶ月と日は浅く、初心者も初心者なので、へたっぴーなのは言うまでもないのだが、無謀なことに、来る夏祭り(それも明日だよ、あ、すでにきょうになってる)でデビューすることになった。だって、先生が「ひとさまの前で踊ることがいちばんの上達の道!!」と強くおっしゃるんですもの。

ひとさまの目に触れることで上達。
へえ、どれもこれも短歌と同じなんやなあ・・・と。笑

「それにしても、おかーさん無謀なんじゃないの?
おかーさんって、ある意味勇気あるわねえ」

次女のそんな言葉を背中に聴きながら、さて、特訓特訓。

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2011年7月24日 (日)

眠れなくて

ただいまの時刻、午後11時をちょっと回ったところ。
眠れなくて、どうしても眠れなくて、とうとう起きてきた。
目が冴えて冴えて。

理由は簡単。
古い友人が死んだからだ。
それも自ら命を絶った。

なぜ???
なぜ???
あんなにパワフルでエネルギッシュで、
明るくてゲンキで魅力的で、
あんなに笑顔だったのに、なぜ?????

出会いは33年前。
わたしは長女を出産したばかりで、あなたはヨチヨチ歩きの女の子を連れていた。東北生まれ東北育ちのあなたは東京で結婚して、御主人のふるさとに越してきたばかりだった。
「なんて笑顔の美しい女性だろう」
わたしの第一印象はそれ。

あなたはどんどん仲間を増やしたね。
古い印刷所だった自宅をおしゃれに改造して、ジャズコンサートを開いたり、ピアノコンサートを企画したり、親しい友人のための陶器展を開いたり、あなたが歌うジャズも何度か聞かせてもらった。

そうそう、あなたがユキちゃんのための部屋をつくったときのことも忘れない。
家の中二階に、生まれ育ったご主人も知らなかった隠し部屋みたいな空間を偶然見つけたあなたはそこにステキな子供部屋をつくった。
「ここを見つけたわたしを自分で誉めてやりたい」と笑ったあなた。

あなたは古い家をとても大切にして、本当にきれいに保っていた。
古い木枠の窓。何時見てもぴかぴかだった。
古い物置にステンドグラスを入れて変身させたり、ドアに季節のリースや花を欠かさなかった。あなたのセンスのよさにはいつも驚かされた。
わたしはあなたに古いものを大切にして住むすばらしさを教えてもらった気がする。

若い頃、ご主人にオンナがいるかも知れないと打ち明けてくれたことがあった。
「でもいいの。たぶん、いつか戻ってくると思うから。古いけどこの心地良い空間を大切にしていたら、いつか戻ってくるんじゃない?」とあなたはやっぱり笑った。
そして、あなたの言うとおりだった。
結局ご主人はあなたのもとへ戻ってきた。
あなたがつくった心地よい空間へ。

あなたの家を訪ねた友人を見送るとき、あなたはいつも大きく手を振って見送ってくれた。それこそ身体中で手を振って、女優みたいなあでやかな笑顔で見送ってくれた。
今度はわたしたちがあなたを笑顔で見送るよ。
大きく手を振って。
大きな笑顔で。
死んだ理由は聞かない。
そう遠くない将来、彼の世でまた出会ったときに美味しいコーヒーを飲みながら聞かせてね。

ゆうこちゃん、少しの間、さよなら。

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2010年6月26日 (土)

情緒不安定な女性たちに

短詩系文学にかかわっている方にありがちな傾向として。
自意識過剰。自己陶酔。自信過剰、なのに自己否定。早口。自己主張したがり。目立ちたがり。じぶんのことばかり言いたがる。他人の話を聞いてるようで聞いてない。けっきょく、自分のことが大好き。

って、みーんな自分に当てはまるっちゃけど。笑

このところ、たてつづけに同年代の、情緒不安定な女性にであった。
わたしより2,3歳若いMさんと、とても62歳には見えないKさん。

三年ぶりに再会したMさん。
表情がすでに前のものではない。
ねえ、なにかあった?
重たいものかかえてる?

Kさんとは、初対面。初対面だが、いきなり「会いたかったんです」と迫られて、さすがのわたしもびびる。わたしより年下だと勝手に思い込んで、タメ口で話していたのだが、実年齢を聞いてびっくり。それから急に口調を改めたわたくしである。

Kさんと小一時間話し込んで再認識する。このひともやっぱり情緒不安定気味。

救えるのはじぶん。
文字の羅列でも言葉の羅列でもかまわないから、感情を吐き出すこと。背伸びしないこと。居場所をむやみに変えないこと。
だれだって、そこで生きるしかないのだから。

 今日の一首
  線路内に根付きしなずな生涯を電車に頭すられて生きる 上田貴代

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2009年7月12日 (日)

ワタシノカラダ、アリガトウ

肩と背中いったいのこれまでにない痛みに、こらえきれず、整骨院というところに初めて行った。もちろん、いまだに痛みはとれていないが、五十肩ではなく、寝違えを悪化させたことによる痛みだろうという説明に痛みの原因がはっきりして、ちょっとほっかり、ちょっとすっきり、である。痛みのひどさもさることながら、その原因がわからないっていうのはとっても不安なものだから。

ところで、今回、とっても不思議な体験をした。

用事があって訪ねた友人宅で、小学校時代の恩師の娘さんと出会った。わたしより、4,5歳上の年齢のおだやかな女性。お顔は見知っていたが、言葉を交わしたのは初めてだった。首がまわらないので、どうしても不自然なかっこうでのごあいさつ、となる。

「どうかなさったの?」
「ええ、寝違えて首が回らないんです」と苦笑するわたしに、
「あら、ちょっとここに座ってごらんなさい。わたし、ちょっとした心得があるの」とおっしゃる。

しり込みするわたしの背中に回って肩を触られた。慢性的肩こりは左が痛いけど、わたしが今回肩が痛むのは右側。両方の肩を触りながら、
「目を閉じてじっとしていてね。あなた、左のほうがわるい」とおっしゃる。(いやいや、痛いのは右だってば。と、ここで、すでに信用していなかったわたし)

目を閉じているので、はっきりとはわからないのだけれども、なにやら呪文のようなものを唱えながら、左手で軽く指を動かしたりさすったりしながら、右のてのひらはどこかにかざしてあったような気がする。そうすること、10分か15分か、その程度。

「少し痛みが取れたんじゃない?」
(またまた。そんなに簡単になおるほど、軽い肩こりじゃないんだってば)

えっ?こんなことってあるんだろうか。と思うほど、左の肩が軽くなっていた。驚くわたしに、
「あなた、じぶんの身体にもっと感謝なさいね。自分で痛い部分をさするだけでいいから、これまでありがとう、よくがんばったねってお礼を言いながら、撫でてあげなさい。楽になるわよ」とおっしゃった。

気功ですか?宗教ですか?なんですか、それ?

どの質問にも答えはないままお別れしてきたが、今なお左の肩は軽いまま。

ともあれ、わたしは自分の右腕右肩を撫でさすっている。
「ワタシノカラダアリガトウ」と呪文のようにつぶやきながら。

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2009年7月 9日 (木)

これが有名な五十肩でしょうか。

4、5日前から、首が回らない。と思っていたら、右腕の付け根、肩甲骨のあたりが痛くて痛くて、寝返りを打つの服を脱ぐのもしんどい。

これが、かの有名な五十肩でありましょうか?

痛みにすこぶる強いあきとっしゃんは、わたしの痛みにまったく同情なさらないのですが。

いまに見ておれ。
この働き者のゴールドハンドが使えなくなったら、
炊事班長はお前だっ

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2009年7月 2日 (木)

更年期には水を。

以前おせわになった美容室の先生とばったり再会した。

「あら、ちょっと髪が乾いてるわね。梅雨時期なのに。
更年期になると水分が足りなくて髪もパサパサになるのよ。
あなたも微妙なお歳だから、水分をたっぷり摂りなさい。
更年期には水分がいちばん重要なのよ、
更年期には水!ですからね」

更年期、更年期、となんど口にされたことやら。
はいはい。どうせ更年期のおばちゃんですってば。笑
それも、「微妙なお歳ごろ」はとっくに過ぎたわい。

更年期には水を。
お肌にも髪の毛にも、水が欠かさないんですってよっ、更年期という微妙なお年頃のみなさんっ!

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2009年1月18日 (日)

足を組むな

  足を組む癖がなかなか抜けません。
  デスクワークの名残です。

  足を組んではいけません。

  腰痛持ちはしきりに足を組みたがり、
  ますます腰を痛めます。

  足を組んではいけません。

  悪女は足を組みたがり、
  アホは徒党を組みたがる。

  足を組んではいけません。

  賢母は糸を編みたがり、
  愚妻は能書きを垂れたがる。

  淑女は足を組みません。

  快復に向かうこの日々
  すこしだけ
  淑女を気取ってすごします。

  決して足など組まないように。

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2008年12月 9日 (火)

自尊感情

自尊感情ってなんだろう?
新聞を読んでいたわたしがわたしに問う。

自尊感情の低い若者は、職場で学校で、ささいな指摘や叱責にさえ挫折して、去っていくのだという。

いま、傷ついているキミも、あるいは自尊感情が低いと言えるのだろうか。
「こんなにがんばったのに認めてもらえなかった。逆にこんな指摘を受けた」「だれだれさんがこんなふうに批判した」

わたしから見ると、いろんな分野での能力に長けているのに、そんな自分本来のチカラに気づかないキミ。心底からほめても、素直にほめ言葉を受け入れてくれないキミ。

自尊感情とは・・・・・「自分は生きている価値がある」「大切な存在だ」「必要な人間だ」という気持ちのこと
開いた書物にはそうあった。

さらに、処方箋には「自己肯定、自分を好きになることが必要」とも。

自分自身を大好きな人間なんて、そうそういないでしょうけどね。
でもねえ。キミ。
キミよりいくつか歳の多い人生の先輩として言わせてもらえば。

やっぱりキミは、もっと自分を好きになるべきだと思うのよ。
やっぱり、自分をもっと認めてあげるべきだと思うの。
そして、毎朝、かがみのまえで、おまじないをとなえるべきだと。
「わたしってがんばってるなあ。えらいなあ」って。

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