2008年10月10日 (金)

稲刈り

きのうの朝、いつものようにひこまると散歩に出かけた道で、ご近所の奥様(わたしよりいくつか歳下の農家のお嫁ちゃん)と出会った。

「今日は稲刈りなのよ」というわたしに、「じゃあ、田んぼの四隅を刈らんといかんですね」と言う返事。

え?四隅を刈る?なんじゃそれ。

そうです。稲刈りは近所の青年が引き受けてくださっているのですが、田の主は四隅を刈らんといかんとです。稲を刈る機械が方向転換をするためのスペース確保として。これまで、父が一手に引き受けてくれていたのでした。そうそう。四隅を刈らなくちゃ。

ライスセンターが開くのを待って、刈り取った稲を入れるための大きなコンテナを取りに行き、それから、のこがまを持って、四隅を刈りに行きました。師匠の父をしたがえて。いやいや、師匠の父に従うて。

これまた初めての四隅刈り体験。写真は、わたしのはじめて刈った稲の切り株。その途中経過。実ったたんぼ。わたしの稲刈りスタイル。刈り取りのすんだ田んぼ。そして、愛車の軽トラに乗ったコンテナ。このコンテナで、収穫した稲を運ぶの。

ライスセンターにコンテナを取りに行ったら、ここ1年で顔なじみになった青年職員が、大きなコンテナを機械をつかって、器用に載せてくれた。初心者のおばちゃんに、丁寧に注意事項を言いきかせてくれながら。

「了解!」と大きな返事とともに帰ろうとするわたしに、かれの一言。「山下さんって、いつみても楽しそうですねえ」だと。

楽しそう?そう??けっこうしんどい目にも遭いよっとよ、この五十路のおばちゃんは。きょうだって、ほら、もう、両手が痛くてしょうがないっちゃけん。腰も、ね。

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2008年7月26日 (土)

わたしが育てた

夏野菜。形はいびつだ。虫も食ってる。

だが、わたしが育てた、正真正銘無農薬の野菜。きゅうりにナスに、青色ピーマン、トマト。
トマトは赤いものと黄色いものとミニトマトの3種類。
青色ピーマンって、ナスの色をしている。でも、表面だけで、切ると中はみどりいろ。

朝食のチーズトーストに、手作り野菜を乗せてみる。うむ。なかなか。

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2008年7月 9日 (水)

いきなり夏日。

連日、いきなり夏日である。あまりにいきなりなので、体が慣れていなくって、しんどい。しんどい、しんどいと言ってる傍から、隣のおばちゃんから「田は見てきたね~」と声がかかった。

こんなに暑い日に田んぼですか?とびびるわたくし。もちろん、声には出さない。

いきなり夏日だというのに、ご近所のおばちゃんたちはたくましい。午前中はたいがい野良仕事に精を出しておられる。おばちゃんだけではない。農業を生業としている人たちは暑いからと言って、家にこもるわけにはいかないのだ。

すでに、もうここで、農業者失格なわけね。

失格者は、もぐらみたいに昼の日中を避けて、家にこもっている。暑い盛りに野良仕事でもしようものなら、そのまま死んでしまいそうだ。はっきり言おう。失格者はもぐらなのである。

やばいわ。両腕と豊満でもない胸元に、早くもあせもができちゃった。
いやだわ。デコルテが日に焼けたわ。
な~んてこと言ってたら、すぐさま、百姓見習いも馘首にされそうだ。

「おばちゃん、田んぼは見てきたよ。朝5時過ぎに」ともぐらの失格者が返事した。

決して嘘ではない。ひこまると起きぬけの散歩に行ったついでに見てきた。ただし、ホントに「見てきただけ」だけど。

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2008年7月 5日 (土)

稲づくり

わが家には田んぼが三枚ある。圃場整備の済んだ広い田んぼ二枚は、若手後継者がおられる専業農家に十年間の期限付きで耕作をお願いしていて、残りの小さな一枚はわが家用に稲作をする。

といっても、ずっと兼業農家なので、まともな機械があるでなし。稲苗つくりも田植えも田の消毒とやらも、それから稲刈りもそれなりの費用を払って、外部に委託。自家用米とはいえ、けっこう高い米を食っていることになる。

じゃ、なにもしないでいいのかっていうと、これが違うんだなあ。知らなかったけど。笑

見習い百姓がもの珍しいのか、純然たるご好意なのかは定かではないが、ご近所の先輩百姓のおじさん、おばさんが気がけてお声をかけてくださる。

「セイコさん、もっと、田の水ば切らんといかんよ」
「セイコさん、そろそろ、苗の補植ばせやんばい」
雨が降れば降ったで、
「おい、苗んおぼれよるぞ、水を抜け」
「おい、お前んとこ、タニシに根をやられとるぞ」
「除草剤を投げ入れる時期になったばい」
「除草剤を入れたら、2週間は入れんけん、今んうちに大きな草ば引いたがよかばい」エトセトラ、エトセトラ。

いやいや、ご近所のチカラってありがたい。でも、おっちゃんたち。よかったら、わたしにじゃなくって、アキトシに言ってくれんかなあ。

ゴルフの予定が入っている連れ合いを逃すまいと、土曜日の早朝、田の草取りをした。この歳になって、ふたり揃って初体験である。

へっぴり腰でぬかるみに足を取られながら、草を引き、タニシの不気味な色の卵を潰し、ついでにタニシも拾った。除草剤も投げ入れ、とりあえず、アドバイスいただいた全てのことを完了。

あいたた。米づくりってテエヘンだ。改めて父の偉大さを実感。

これから先の作業はまだ見えていない。でも、案ずるなかれ。そのうちきっとまた、先輩たちからのお声がかかるだろう。

「お~い、草ん伸びとるぞぉ。草ば取らんかい!」とかなんとかね。

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